500人で秋の青螺を大清掃 頼峰偉知事は海陸の美化でクリーンな島に期待
澎湖県政府
2022-10-30
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澎湖県政府は30日午前、「2022年秋季漂流ゴミ清掃と地域環境クリーンイベント」を実施し、各団体の参加者約500名に実際に行動することで故郷を大切にしようと呼び掛けました。頼峰偉知事は、参加者の労をねぎらうとともに、澎湖の海陸の美化により、世界で最もクリーンな島になることに期待を寄せています。
頼峰偉知事によると、過去4年間で行った海岸清掃は全県で850回を超え、約450キロの海岸線の清掃、約625トンのゴミ回収、45,000人以上が参加したとのことです。陸上や海岸をクリーンにするだけでなく、海底網40万メートルの撤去も行い、回収量は台湾トップとなっています。
県政府環保局は30日、青螺沙灘で「2022年秋季漂流ゴミ清掃と地域環境クリーンイベント」を実施し、今回の海岸清掃で一般ゴミ900キロ、資源ゴミ640キロ、流木100キロ、魚網と漁具44キロ、発泡スチロール66キロ、計1,750キロのゴミを回収し、素晴らしい成果をあげました。
頼峰偉知事は、2022年を澎湖の「環境保護年」と位置付けており、県政府による毎日の道路環境の見回り、環境捜査チームの発足、燃焼による油煙の管理と海岸清掃、プラスチック削減を実施し、造林、青青草園、低炭素でプラスチックを削減したグリーントラベル、バリアフリーの清潔な公共トイレ、低炭素でサステナビリティな故郷、発生する量の削減等を推進することで、環境のクリーン度を向上させています。
頼峰偉知事は、美しい海岸には全県民の努力と保護が必要と強調し、海岸清掃は日々継続して行うもので、全てのことは「ゆっくりでも立ち止まらず」、腰をかがめて穂を拾う精神でゴミを拾えば、一歩一歩、少しずつ環境はクリーンに整い、後世に美しい海岸を残せるとしています。
環保局によると、今年の秋季海岸清掃イベントは3回実施し、毎回200名以上が参加しているとのことです、今回のイベントは規模を拡大して呼び掛け、第七岸巡隊、湖西郷公所、湖西衛生所、環保局台電澎湖営業処、三軍総医院澎湖分院、衛生福利部澎湖医院、光明社区、安宅社区、青螺社区、白坑社区、紅羅社区、湖西社区、湖東社区、隘門社区、龍門社区、鎮海社区、青銀時光、澎坊株式会社、貝嬤田園民宿等、500名の熱心な人々が、北東の季節風を恐れず積極的に参加し、海岸清掃を行いました。
環保局によると、今年は澎湖の「環境保護年」であり、「ゴミをなくし、環境を向上させること」を環境管理の施政の主軸としていることから、今回の海岸清掃イベントは村落地域にも拡大して環境清掃を行ったとのことです。そして、澎湖の環境保護年の海陸美化という目標を実践し、地方政府の地元を愛し、海を守るという決意を示し、みんなで海岸の環境を守り、地球の永続的な存続のために力を合わせたとのことです。