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水資源センターの設置率が来年で8割を達成 頼峰偉県長が馬公汚水下水道システムの10年以内の完成を表明
Penghu County Government 2021-12-14 450
    澎湖県の頼峰偉県長の就任3周年を目前に控え、工務処は14日に「海洋活性化-水資源回収センター」と題する施政成果発表を開催した。頼県長は、光栄センターの来年の竣工に伴い、水資源回収センターの設置率は80%に達するとし、そこからさらに5年以内には設置率100%、10年以内には馬公都市計画区域の汚水下水道システムの完成を目指すことで、澎湖を水資源の持続可能な都市に築き上げていくと述べた。

    澎湖県政府の説明によると、頼県長が10年以内の完成を表明した馬公都市計画区域の汚水下水道システム工事には、「水資源回収センターの設置」、「主要下水道の敷設」、「家庭排水管の設置」が含まれており、上質な生活と観光環境を整備するためにも、澎湖で今後最も重要となる持続的な環境維持のための工事の一つになるという。

    県政府はまた、汚水下水道システムの構築は都市の進歩を示す指標であり、持続的な環境維持を目指す上でも重要な一環だと強調。工務所は現在、1日の処理水量が200トンの山水処理場、800トンの西衛処理場、680トンの双湖園処理場の設置を完成しており、来年竣工予定の2,300トンの光栄処理場と、現在経費獲得を目指す7,000トンの中衛処理場も合わせると、澎湖で1日に処理できる汚水量は約1.1万トンに上るという。

    そのうちの双湖園水資源回収センターについて、県政府は澎湖で初の完全な水資源回収センターだと説明し、今年度着工した「馬公地区汚水下水道システム第1期工事-支管網と家庭排水管接続第1回落札工事」も合わせて、現在光華里と石泉里の合計339世帯の生活排水を受け入れており、毎日50から100トンの汚水を処理していると述べた。

    また、双湖園水資源回収センターで処理された流出水は、澎湖休憩園区の植物や市街の街路樹の水やりに利用されるとし、「1滴の水を少なくとも2度使用する」目標を果たすことで、水資源の使用率向上と環境衛生の改善につながるほか、家庭排水による海洋汚染も大幅に削減でき、海の環境にもやさしいと強調した。

    工務処によると、水資源回収センターではMBR膜分離活性汚泥法を採用。浄化された水は植物の水やりに利用できるほか、建物は密閉型で無臭の環境を維持できるという。また、水資源センターのことを一般に知ってもらうため、双湖園などの水資源センターでは見学公開を予定しているとし、工場内の機具の機能紹介や、内部の処理プロセス見学を通して、汚水処理の利点を人々に伝えるという。
更新日:2022-01-06
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